2024年度 クリスマス春の助け合い募金(~2025年3月末まで)
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※1,000円以上をご入力ください
- 領収書の発行はクレジットカードの決済日ではなくLIFEに入金した日付で発行します。
- 決済日から2~3か月後にLIFEへ入金されます。入金の確認後に領収書を発行しますのでご注意ください。
Contents
1.まだまだ水へのアクセスが困難なスンバ島
地球の友と歩む会/LIFE事務局長の古賀麻美と申します。
今年3月にライパンダック村での栄養改善事業が終了しました。3年間の事業で行った調査から村人たちのお腹が緩い傾向にあることがわかっています。9月に訪れた事業地ムバタプフ村で村長にライパンダック村の人たちの胃腸問題を話したところ、村長が「うちの村でも多くの村人たちがお腹を下していることは私も把握している。」とおっしゃっていました。そこで、村人たちに手洗いの習慣があるか聞いてみました。村長は「手洗いはしないよ。だって手を洗うには水が要るじゃないか。」と即答していました。
私は1995年にLIFEのスンバ島の村で水道管を引くボランティアに参加しました。それ以降LIFEはずっとスンバ島で給水支援を続けていますが、スンバ島は広くまだまだ水を必要としている地域がたくさんあります。今後もLIFEがスンバ島で水問題解決に取り組み続けるには皆さまからのご寄付が必要です。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
略歴
古賀麻美(旧姓:浪川)
- 1994年
LIFEのスンバ島勉強会参加 - 1995年
第6回スンバ島ワークキャンプ参加 - 2012年
職員として入局 - 2023年
事務局長に就任 - 2024年
【インドネシア教育省主催】
外国人によるインドネシア語のスピーチコンテスト3位入賞
▶詳細はこちらの記事をお読みください
2.安心して暮らせる村を目指して
LIFEは次の支援を行います。
村に水を届ける支援
- 解決したい問題:
水を得ることが難しい - スンバ島は雨季が2~3カ月しかない地域のため水が貴重です。井戸がない家庭は水場まで水汲みが毎日必要です。片道2時間かけたり崖を往復して水汲みする人もいます。井戸やポンプの導入は村にとっては燃料のガソリンを購入し続けるのは大変です。
LIFEが行う支援
LIFEが開発した給水ポンプの改良と普及
川の流れる力を動力とした燃料いらずな給水ポンプを2019年から開発中です。2024年度にスンバ島で日本人と現地の住民と一緒にポンプを組み立てて実際の川に設置したところ、3m崖上にある畑へ給水することに成功しました。このポンプをより住民が使いやすいよう現在改良を進めています。
そしてこのポンプは住民が組み立てから修理まで行えることを目指しています。この給水ポンプの認知度をスンバ島内で高め、実用化に向けた活動を行います。
現地担当者の声
既製品の給水ポンプは高価ですし、自前でポンプを作ろうと試みましたがダメでした。LIFEから「私たちと作ろう!」と言われたときは驚きましたが、本当に出来るとは!このポンプの改良と普及を続けていきたいと考えています。
LIFEが開発した給水ポンプは素晴らしいです。このポンプなら村の方も導入しやすいと思います。実際、私のところに複数の村から問い合わせがきています。このポンプをぜひスンバ島で普及させたいと考えています。
収入UPを目指す支援
- 解決したい問題:
現金を得ることが難しい - スンバ島の農村では昔から栽培している稲やトウモロコシ以外の作物を育てることは「自分たちにはムリだ」と思い込んでいる方がいます。自給自足に近い生活をしている方が多く、借金したり、自生する植物の実を売ったり、日雇いの仕事をしたりと生活が不安定です。
LIFEが行う支援
自然と共生した農業で現金を得る
LIFEでは2014年より野菜作り研修を行っています。肥料や防虫剤づくりには、村に自生する植物や家畜を利用するため現金収入が少ない住民でも野菜作りに取り組むことが出来ると好評です。
栽培する野菜はトマト、空心菜、玉ねぎ、唐辛子、キャベツ、ほうれん草、白菜、カリフラワーなど。近年はバナナ、パパイヤ、ライムなどの果樹やキノコ、飼料用のトウモロコシなど野菜以外の作物の栽培支援も行っています。
現地担当者の声
「身の回りにある家畜のフンや植物で肥料や防虫剤を作れるなんて知らなかった!」と農業研修した村の方が驚いていました。スンバ島では昔から農業を続けている方でも失敗している人がいます。この現状を変えたいです。
農業研修以外にも、家計の見直し研修などを行ってLIFEと一緒に住民を支援します。
▼研修の様子はこちら
3.支援地域:スンバ島とは?
スンバ島は4つの県で構成され、その1つの東スンバ県だけでも人口約25万人のうち約7万人が貧困層です。現地の行政、地元住民と協力しながら植林・学校支援などを実施して貧困や環境の改善に取り組んできました。
*貧困層:1人当たり月55万ルピア(約5,000円)しか支出できない層(インドネシア政府統計2023)
支援実績
- スンバ島で農業研修に参加した住民が200人に到達
- スンバ島で植林した苗木が約35万本に到達
- 東スンバ県農村部 約120の小学校に絵本1,000冊と通学バッグ14,000個を県教育局を通して寄贈
LIFEの支援を受けた人の声
キャベツ、ほうれん草、白菜、カリフラワー、インゲン、バジルを育てることができました!今年は稲が不作だったので野菜を売ることができて助かりました。雨が降らない乾期の間は稲作ができないのでいつもは失業中ですが、LIFEの支援で収入を得ることができました。ありがとうございます。
町から遠く離れたライパンダック村には何も産業がなく大人になっても仕事に就けません。お金を得るには、海で釣ってきた魚や村に自生する木からとった果実を売るしかなく、村人全員が貧困に苦しんでいました。
そのような時に日本からの支援で村人たちが野菜をつくれるようになりました。この支援では大人だけが対象になるのではなく、私が校長を務めるライパンダック小学校の児童にも野菜づくりを学ぶ機会が用意されていました。これでこの子たちが大人になったときに野菜づくり農家として生きていけるかと思うと校長として本当に安堵しています。
4.あなたの寄付で出来ること
例えば、次のような支援を実施することができます。
- 100,000円で給水ポンプ1台分
給水ポンプの組み立てから修理までの研修と設置を1台分できます。
- 50,000円で野菜の種50世帯分
10種類の野菜の種 50世帯分を支給できます。
- 10,000円で農業研修20人
肥料の作り方、農業組織作り、販売方法などの様々な農業研修を1日に農家20人へ実施できます。
- 3,000円で果樹の苗木10本
果樹の苗木1世帯分10本を支給できます。
5.寄付方法はこちら
①クレジットカード決済
こちらのカードがご利用頂けます。
▼寄付したい金額をお選びください
▼自由金額:寄付したい金額をご入力後、送信ボタンを押してください。
※1,000円以上をご入力ください
- 領収書の発行はクレジットカードの決済日ではなくLIFEに入金した日付で発行します。
- 決済日から2~3か月後にLIFEへ入金されます。入金の確認後に領収書を発行しますのでご注意ください。
②クレジットカード決済
こちらのカードがご利用頂けます。
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▼自由金額:寄付したい金額をご入力後、送信ボタンを押してください。
※1,000円以上をご入力ください
- 領収書の発行はクレジットカードの決済日ではなくLIFEに入金した日付で発行します。
- 決済日から2~3か月後にLIFEへ入金されます。入金の確認後に領収書を発行しますのでご注意ください。
③クレジットカード決済 [毎月1回/継続型]
毎月(マンスリー)でご支援したい方は、公益財団法人パブリックリソース財団が運営する寄付サイトgiveoneよりお申し込みください。
※領収書の発行は寄付サイトを運営する公益財団法人パブリックリソース財団より発行されます
※その他、寄付サイトgiveoneでの詳細はサイト運営元の公益財団法人パブリックリソース財団にお問い合わせください
④銀行振込 or 郵便振替
1.銀行等の金融機関から振り込む場合
ゆうちょ銀行 019支店 当座預金
口座番号:0400590
特定非営利活動法人 地球の友と歩む会
トクヒ)チキュウノトモアユムカイ
2.ゆうちょ銀行から振り込む場合
記号番号:00180-9-400590
特定非営利活動法人 地球の友と歩む会
トクヒ)チキュウノトモアユムカイ
3.ゆうちょ銀行ATMにて払込取扱票から振り込む場合
※下記の図を参考に払込取扱票へ記入後ATMにて払込ください
※払込取扱票対応のATMをご利用ください
※領収書の発行を希望される方は必ず下記フォームより、寄付した日付と金額、お名前、ご住所をご連絡下さい。
※ネットバンク等でお振込みの方も、ご登録のお名前と住所が最新のものではない場合もありますのでお知らせください。
※払込取扱票から寄付された方はお名前、住所を[通信欄・ご依頼人]欄にご記入ください
⑤PayPal(ペイパル)決済
※領収書の発行を希望される方は必ず下記フォームより、寄付した日付と金額、お名前、ご住所をご連絡下さい。
※PayPalにご登録の住所、お名前が正しくない例がありますので念のためお知らせください。
⑥ソフトバンクポイントor携帯料金決済
ソフトバンクをお使いの方は携帯電話と一緒に決済できたり、ソフトバンクポイントからご寄付できます。
(例)ご寄付1,000円で「1か月(1回)」を選択した場合→LIFEへ1,000円寄付できます。
(例)ご寄付1,000円で「12か月」を選択した場合→12か月間1,000円ずつ決裁され、合計12,000円をLIFEに寄付できます。
※「領収書の発行を希望しない」を選択した場合、LIFE側には一切個人情報が入りませんので後から領収書を発行することが出来ませんのでご注意ください。
6.役員・支援者メッセージ
- 役員メッセージ
横山恵三
日ごろから当会の活動にご理解を賜り厚く御礼を申し上げます。9月に水車式ポンプの製作試験のツアーに参加しました。参加メンバーや現地の方の努力で3台のポンプが完成し試験を行うことができました。自分のところでも使いたいという希望もあるとのことで、早急に実用化を進めたいと思っています。ぜひ皆様のご協力をお願いします。
岩田雅子
私は今、スンバ島で一番大きい街、ワインガプに住んでいます。8月にできたてのアパートに引っ越してきたのですが、家の前の砂利道だった道路も舗装され、近隣には次々と新しいコンクリートの建物が建設されています。
一方でワインガプにもまだ植物で編んだ壁の住居もたくさんありますし、LIFEが活動している村では依然として電気や水が不十分で、水汲みや通学のために何時間も歩かなければならない生活です。そんな開発から取り残された村でも、皆様のご支援により、住民の水へのアクセスや食生活が少しずつ改善されています。引き続きのご支援、どうぞ宜しくお願い致します。
LIFEの活動をどうかご支援下さい。
【理事】米山敏裕/上村真/下山久光/ 黒岩竜太/鷲見香子【監事】浜走弘之
- 支援者メッセージ
川和教会
牧師
平良愛香さん
1996年2~3月、JAFS*の企画でインド・クセガオン村の井戸掘りワークキャンプに参加した。前もって丁寧に現地の人たちと話し合い、「みんなが対等に使える場所」に井戸掘りを始める。最初は私たちのへっぴり腰具合を見て、村人たちが笑う。けれどやがて見てられなくなるのか、「ちょっと貸せ」とばかりにスコップを取って掘り始める。マラティ語で「ガメラ」「ギャー」と声をかけ合いながら。いつしか主導権は現地の人たちに移る。もう安心。きっと「村のみんなで掘った井戸」になるのでしょう。
*アジア協会アジア友の会、のちに東京事務所が独立してLIFEとなる。
もう27年前!?私は大学生の時にインドスタディーツターに参加したことがきっかけでLIFEに関わりました。インドに行ってみたい!だけど1人では行けない。そんな時に関心のある国際協力も学べるという一石二鳥なツアーに参加しました。その後、LIFEやLIFEのスタッフにお世話になりながらボランティアとして関わっておりました。
今も、インドとインドネシアという国にどう貢献できるか、たおやかに活動しているLIFE。沢山の経験を活かしながら現地に貢献しています。ぜひご寄付にご協力ください。
皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。