スンバ島の人たち
こんにちは。インドネシア事業担当の古賀です。
自粛の日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
先日投稿した「スンバ島の絶景」シリーズはお楽しみいただけましたか?
今日は素朴だけれども力強く生きるスンバ島の人たちをLIFEのインスタグラムからピックアップしてご紹介します。
塩作りの集落にて
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スンバ島東海岸は、遠浅で波が静かなので塩作りが行われています。
海底の砂を集めて高い位置に置き、下から滴り落ちる水滴を集め煮詰めることで塩を作ります。
小屋の中は燃やされた薪の火で蒸し暑くなります。
この暑さの中で一日中作業する家族に出会いました。
水くみへ
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スンバ島は水源が限られています。
生きるのに欠かせない水を毎日汲みに行くことが彼らの日課です。
この人の場合、朝5時に家を出、水を汲んで帰宅すると10時です。
一日の中の5時間を水くみに費やしているのです。
村の人たちの負担が減るように、水源から集落へ水を引くことが私たちの活動の一つです。
海藻を集めて
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海藻を採っては持ち帰り、採っては持ち帰り。
何度も往復していました。
たくさん詰まった網はとても重そうでした。
沖に出る
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かごのような船に乗り、沖に出ていました。
スンバ島の人たちは、大きな船に乗って遠くへ行くことはあまりないようです。
だいたい海岸近くで漁をします。
一方、お隣のサブ島の人たちは、どんどん沖へ漕ぎ出していきます。
スンバ島にはサブ島出身の集落があちこちにあります。
バイクで魚売り
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バイクの両脇から一方の棒を突き出し、魚を売ります。
魚売りは道を走りながら、お客に呼び止められるのを待ちます。
お客は行きかう魚売りを呼び止め、新鮮な魚を吟味します。
木登り名人
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高い高いさとうヤシの木のてっぺんに仕掛けた器を取って降りてきました。
中には甘い樹液がたまっています。
これを煮詰めるとヤシ砂糖になります。
ミネラルが豊富なので、栄養不足の住民の多いスンバ島では、栄養補給に好まれています。