通学用バッグを配付している小学校にて―――インドネシア・スンバ島
スンバ島の農村部では、貧しくて食事は夕食の一回という家庭が少なくありません。おなかが空いて登校できず、毎日2割の子どもが学校を欠席しているということです。小学校も数が少なく遠いので、およそ7割の子どもは片道5㎞以上の山道を歩いて登校しています。
学用品購入の優先順位は食費、医療費などに比べるとだいぶ後ろになります。バッグなしにペンやノートを持って山道を通学する子どもの安全を守るために私たちLIFEは毎年農村部の小学校にバッグを配付しています。そして、バッグを持つことで学校へ行きたいをいう意欲を持たせます。