『ダッバワー『ダッバワーラ』ラ』、はじめて聞く人も多いのではないでしょうか。

インドでは130年前から行われている都市部で会社務めをしている主人のもとに昼食の弁当を届けるという仕事。インド第2の都市ムンバイでは一日20万個の弁当が届けられているとか。ここオフィス街がひしめくチャーチ・ゲートというターミナル駅に各家庭から集められた弁当が約1,000個。ここでは50人の配達人が自転車の荷台や荷車に積んで5km圏内のオフィスで働く人のもとに届けられます。家庭の味を楽しみたいのと外食は結構な出費になるので倹約にもなるようです。誤って他の人の所に配達されないか心配になりますが、これが何と誤配率が600万分の1というから驚きです。これをテーマにした映画『巡り合わせのお弁当』があります。

4代続けてやっている配達人シャンカールさんにもインタビューができました。